こんばんは( ̄▽ ̄)
第六話。ちょっと今回は長いです。
何話まで続けるか悩んでます( ̄▽ ̄;)
あー
バイク乗りたい
・・・
6
来た。私を見に来たお客さん・・・私の事は見えないけど・・・でもアピールしないと・・・えと・・・えっと・・・
まずは挨拶を・・・よし!
隼『ど、どーもー。隼です。わ、私は良いバイクですよー。お買い得ですよー』
ジ『・・・』
・・・うわ・・・ひいてる・・・えと特徴・・・そうだ私の特徴!
私はこれでも世界一の速度を出せた市販車だから!
隼『え・・・えと・・・アクセル捻ってくれたらオーナーさんの思いのままに
スピード出せますよー。ど、どうですかぁ?』
・・・見えてないだろうけど緊張するー(´;ω;`)ブワッ でも思いは伝わるといいな・・・
ジ『・・・店員さん?』
・・・!?!?
隼『え?・・・えと・・・え??見えてるの??私の声が聞こえるの??』
ジ『あの、その隼良く見たいんだけど、私も見て良いですか?』
隼『!?!?!?!?!?』
見えてる!!聞こえてる!!!あの子が言ってた見える人間だ!!
・・・でも・・・店員さんと勘違いしてる・・・
隼『ど、どうぞどうぞ。じっくり見てください(^▽^;)』
ジ『ありがとう・・・ん~』
・・・あ・・・ちょっと・・・そこ・・・撫でまわすの・・・やめ・・・くすぐったい
ジ『ん~・・・』
隼『ふっふふ!』
くすぐったい!
ジ『・・・あの・・・大丈夫ですか?向こうに行って休まれては?』
隼『だ、大丈夫です!ちょっと、撫でまわすのをやめて頂ければ・・・』
ジ『はい?』
隼『その私の体を!撫でまわすのは!!!ふははは!!』
ジ『・・・私の体??・・・』
バン!!!
ジ&隼『!?』
ならずもの『店長居るか!!!!!あ!?』
店長『はいはい。事故された方ですね。連絡入ってますよ。お怪我は?』
なら『痛ぇよ!!ここんとこよ!!!』
店長『あららぁ大変でしたね(チッ。ただの擦り傷かよ・・・)』
なら『お前んとこのバイクのせいでよ!!!欠陥品渡しやがって!!!
たかが6速から1速に落としただけでタイヤロックしたんやぞ!!!』
!?!?!そんな運転したらロックするに決まってる!!!
店長『・・・あのお客様、そんな乗り方されたらロックするのは当たり前かと・・・』
なら『ああん!?交換だ交換!!!こんな欠陥車渡すなんてよー!!!』
店長『それは困ります。乗り方の問題が・・・』
なら『あ!?人のせいにすんのかよ!!!!バイクが欠陥品だって言ってんだろ!!』
店長『お客様・・・』
・・・あいつが・・・あいつがあの子を・・・
なら『お?・・・おや?おやおやぁ?隼あんじゃん!!!!あれと交換な!!!』
え?私の事見てる!?!?
なら『お!!いいねいいね!!!これだよこれ!!今日これ持って帰るからよ!!!』
いや・・・いや!いやだ!!!!触らないで!!!!グチャグチャになりたくない!!!
ジ『ちょおおおおっと待った!!』
ジ『何があったのか分からないけど、この隼は私が買うんだ!!
触らないでくれる!?』
えええ!?!?
なら『あああ!?俺が持って帰るって言ってんだろ!!!』
ジ『店長さん!!買うよ!!!この隼!!!今すぐ見積もり作って!!!』
なら『・・・はっは~ん?まだ買っても無いのにそんなこと言ってんの?
じゃあ、まだお前のものじゃないって事か。見積もりこれからなんだろ??』
ジ『くっ!!!』
なら『店長よ!!持って帰るから準備してくれよ!!』
店長『あのさ・・・お客さん・・・いい加減に・・・』
ガチャっ!
警察『お忙しい所失礼します。神奈川県警です。こちらに事故を起こした方が
いらっしゃってると通報がありましたが・・・』
店員『店長、通報しておきました(ボソっ)』
店長『おぅやるじゃねぇか(ボソっ)はい、こちらのお客様です』
なら『なっ!?』
警察『あなたですか・・・事故を起こしてそのまま帰られたようですね。
ガードレールにぶつかったと他の方から通報もあったのですよ。
事故を起こしたらちゃんと警察に連絡しなきゃダメでしょ』
なら『俺のバイクがグチャっただけで、周りには何も迷惑かけてないだろ!!』
警察『はいはい。話は署でじっくり聞きますから。店長さん、後でバイクの事でお話
聞かせてね。さ、こっちに来るんだ』
なら『俺は無実だああああああ!!』
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ちょっと長くなり過ぎました・・・日記は1000文字を目指していつも書いてますが、
約2000文字になってしまいました( ̄▽ ̄;)。
なので一旦区切ります。
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