こんばんは( ̄▽ ̄)
第十話目。
ついに十話目に突入です。
あー
バイク乗りたい
・・・
10
はぁ!!はぁ!!はぁ!!
走った。とにかく走った。
解体は無い!!業者に回すなんて!!!ひどい!!!ひどい!!!!
・・・・
オーラーイ!オーラーイ!
店員『とりあえずこの辺りでいいっすかね、店長』
店長『ふぅ・・・あ?おぅ!いいんじゃねぇか?』
店員『あれ?電話してたんっすか?』
店長『ん?あぁ・・・ったく後味悪いぜ。仕事終わったら飲みに行っかな。
実はこの隼の見積もりをとってた奴がな・・・』
解体業者『よしっと。じゃぁ店長さん、この書類を書いてよ』
店長『おー。っと、話は後でな』
・・・・
ぜはぁ!!!!ぜはぁ!!!店に着いた!!!
隼は・・・隼はどこだ!?!?!
・・・・
解体業者『じゃまたな!店長!また程度の良い解体したいバイクがあったら
連絡くれよ』
店長『はいよ。あんたんとこはひいきにしてるから連絡するわ!』
・・・・
!?!?!?隼が積まれてる車が!!!あれか!!!
車が出る!!!店を出る!!!どりゃああああ!!!
バン!!!
ジャム子『ぶっ!!!』
解体業者『ひ、人が!!!フロントガラスに人が!!!』
店長&店員&隼『!??!!?』
ジ『ちょっと!!ちょっとまって!!!持って行かないで!!!』
・・・・
あの人間・・・来たの?・・・でももう解体されるの決まっているのよ
・・・・
店長『ばっかやろう!!!!死にてぇのか!!!業者!!ストップ!!!ちょっと
話すっから待ってくれ!!!』
業者『ったく寿命縮んだわ・・・こっちも急いでるから早くしてくれよ!』
・・・・
ジ『店長!!あの、ぜはぁぜはぁ!!あの隼を買いに来ました!!!ぜぇぜぇ!!』
店長『はぁ・・・遅ぇ。解体業者への手続きはもう終わってるぞ』
ジ『解体なんてひどいじゃないですか!!他に売るって店長は・・・はっ!!』
店に来る客に売るとは・・・言ってない・・・
店長『・・・気が付いたか?俺ぁ解体業者に売ったんだ』
ジ『そんな・・・こんなチャンス無いのに!!この隼はこれしか無いのに!!』
店長『だな。残念だったな。中古車ってそんなもんだ。よし話は終わりだ。
他にもバイクあるからよ。店内で選んでてくれよ。じゃぁ・・・』
そんな!!!いや!!!まだだ!!!
ジ『プラスで10万払います!!!貰った見積もりプラス10万で!!!』
店員『・・・マジっすか、あの客』
店長『おいおい。それでもうちは赤字だぜ?合計しても40万わなぁ』
くそ!!それなら!!!
ジ『プラス20万・・・合計50万でどうですか!?!??』
店長『くっ・・・はは!!わははははは!!!おい聞いたか??』
店員『えぇ聞いたっす!』
店長『ふー・・・バカだろ?お前』
必死になってるのにバカ呼ばわり!?
ジ『バカでも良いです!隼を!!』
店長『んだよ、落ち着けよ。だからバカだっての。気が付いてねぇの?
見積書、よ~く見てみろ』
はぁ!?何を言ってる!?今さら見ても仕方ないじゃんか!!
ジ『・・・どこをどう見ても普通の見積もりにしか見えない・・・』
店長『はあぁ・・・世話焼けるな。ほら!!!ここだよ!!!ここ!!!』
・・・【尚、上記に書かれた見積もりの有効期間は7日間とする】・・・
どういうこと!?!?
ジ『え?だって、店長は5日間って・・・』
店長『そんなこと、言ったっけか?忘れちまったなぁ。今日は6日目だな。
見積もりはまだ有効ってこった』
はああぁ!?!?
ジ『じゃ、じゃぁ・・・』
店長『本当に買うか?』
そんなの聞かれるまでもない
ジ『買います!!』
隼『!?!?!』
店長『おし、毎度あり!!業者!!すまねぇ!!せっかく積み込んでもらったけど
降ろしてくれ!!!』
業者『・・・聞こえてたよ店長。これ、大きな貸しだかんな』
~~~~~
はーや『オーナーが来たとき、他のバイクを買いに来たのかと思ったよ』
ジャム子『そんなわけないじゃん。はーやさんの事しか考えてなかったし』
はーや『オーナー・・・(´;ω;`)ブワッ 』
┐(´∀`)┌ヤレヤレ
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